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いしかり農産物エキスパート養成事業

いしかり食と農のカレッジ レベルアップ講座「マイスターコース」 農業者の話や旬の野菜の魅力を実感し、いしかり農産物のエキスパートを目指してみませんか?

2024/04/26 21:46

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2017/11/17 12:10

いよいよ雪がちらつく季節到来・・・emoji
現地学習も畑に行くのは本日が最後です。
(あとは1月にハウスなどを見学しますよー!)

 

お邪魔したのは生振の中田農園さん。
本日は長いもの収穫体験をさせていただきますemoji


中田農園さんはご家族で経営されていて、直売メインの経営形態を取っている石狩でも珍しい農家さんです。
ばらと霊園さんの近くという立地条件もあり、直売所はいつもお客さんが絶えないようで・・・受講生の面々にも「来たことある!」という人が続出でしたemoji



畑には既に雪が…。
この体験で寒い中、生産者の方々は作業しているということがよく分かると思います。



収穫するために溝を掘っていただいているのですが、親切に階段まで作ってくれていました。
お気遣いどうもありがとうございますemoji



このユンボという重機で掘るわけですが、溝の両側に長いもがなっているわけです。

「よくこんな正確に掘れますね!」
と言うと、
「たまにガリってやっちゃいますよ~」
と笑う中田さん。

それでも流石!と言う他にありません。



収穫前に、長いもの栽培についてのお話を。
長いもはまず、むかご(長いもや自然薯などのヤマノイモ属の蔓になる肉芽)を植えます。するとそれが種と同じ働きをし長いもがなるわけですが、そのなったいもはとても小さいんです。

その出来た小さないもを翌春に種芋にし、長いもができるということで…なんと長いもが出来るまでに2年がかりなんですemoji
しかも、長いもは春からこの雪が降る季節まで、いちばん栽培期間が長い作物ということで・・・。

そして収穫がどれだけの作業か…まずは中田さんに収穫方法を教わり、さっそく体験していただきます。



気温は低かったものの、土の中に入ると意外に暖かい!
でも長いもを掘り出すために土を掻いていると徐々に指先から冷えが・・・。

土が前日の天気で多少湿っていて、長いもを掘り出すのも少し苦労している様子が伺えました。
長いもは折れたり皮に傷がついては商品としての価値が下がってしまいます。

「折ったり傷つけた場合はどうぞお買取ください~」

なんて毎年恒例の冗談を交えつつ、でもそうならないように皆さん真剣でしたよemoji



苦労している理由はもうひとつ。
今年の長いもは非常に生育が良いとのことで、土中深く刺さっているものが多いようです。

なのでとれたときには皆さん「とれたー!」と良い笑顔emoji
貴重な体験が出来たのではないでしょうか。

短い時間だからこそ『楽しい』で終わる話ですが、これをずっとやり続けるということの大変さも感じることが出来たと思います。
受講生の皆も「長いもが高い理由がわかりました」と言っていて、この講座を受講することによって、生産者に寄り添うことが出来るようになってきているようですemoji



収穫体験後は直売所のほうでお買い物をしたり、バスの中で改めて栽培方法や貯蔵の方法などのお話を聞かせていただきました。

(直売所にはこんな面白いかぼちゃが飾ってあります!時々新作があるので地味に楽しみにしております・・・)



中田さん、お忙しい中ありがとうございました!
午後からは北コミに戻りまして、長いもを使った調理実習ですemoji
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