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いしかり農産物エキスパート養成事業

いしかり食と農のカレッジ レベルアップ講座「マイスターコース」 農業者の話や旬の野菜の魅力を実感し、いしかり農産物のエキスパートを目指してみませんか?

2024/04/19 21:56

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2017/09/08 13:58

今期の講座は毎回天気に恵まれますemoji
石狩の高岡地区にある藤岡農園さんにお邪魔しました。


本日は「収穫体験」ではなく、実際に商品として出荷するものを「収穫」しますemoji


まずは藤岡さんご夫妻にごあいさつ。
ミニトマトやこの高岡のことをお話していただきました。



平成9年に畑かん事業により農業用水が供給されるようになり、ミニトマトを作ることになったそうです。
ただ、ミニトマトを作っている農家さんがすでにたくさんいたので、後から作るには安心安全で美味しいものを・・・とこだわり、高岡産のミニトマトは北のクリーン農産物の証のYES!Cleanラベル表示の商品になっていますemoji

栽培し始めた当初は5戸の農家さんの10棟のハウスのみでしたが、今では新規就農の6戸の農家さんが加わり、ハウスも100棟以上になりましたemoji
これも藤岡さんたちの頑張りの成果ですよねemoji

さっそく、ミニトマトの収穫をすることに。
ゴム手袋と靴カバーをつけます。

靴カバーは、靴についた他所の土からなにかしらの菌を持ち込むことを防ぐためです。
目には見えない菌ですが、農家さんにとっては致命的です。
こういったことにも気をつけるということを、この講座を通して学んでいって欲しいと思いますemoji



藤岡さんから収穫の目安の色や取り方を教わり、腰に収穫用のバケツを装着し、いざ収穫スタートemoji



これから最盛期を迎えるミニトマト。
真っ赤なトマトはまるで宝石のようですemoji







収穫している人達は作業に集中し、黙々と手を動かしていました。
今期のメンバーは集中型のタイプの人が多いようです。



続々と集まるミニトマト。
20分ちょっとの時間で、30kg弱のミニトマトが収穫できました~emoji
中にはとても楽しまれて、「収穫作業のお仕事をしたい!」という方まで。
そんな縁も生まれる講座ですemoji



高岡地区で主に栽培されているミニトマトは『キャロル10』という品種で、『いしかりDE CHU!!』という名前でブランド化されています。
甘みと酸味のバランスが良く、肉厚で見た目も味も良いミニトマトですemoji



収穫後はミニトマトについての質問タイム。
やはり家庭で育てている人も多いので、次々と質問が出ました。

中でも最も反響があったのは、一般的に「トマトはあまり水を与えないほうが良い」とされていますが、藤岡さん曰く「水も毎日しっかり与えています」ということ。
例えば家で作っているトマトの皮が硬いなどは、水不足が原因だそうです。
やり過ぎはだめですが、何事もほどほどに与えるということが大事なんですねemoji
勉強になりました。

その後、藤岡さんのところで栽培しているチコリ畑を見せていただきました。

「チコリ?どこ?」
「これがチコリ?」

という声が多かったチコリ畑がこちら。



タンポポにしか見えないこの葉っぱがチコリ……emoji
と、いろいろ質問が飛びましたが、続きは1月の講座にてemoji

お楽しみは後にとっておきましょう♪

 

お忙しい中どうもありがとうございましたemoji
藤岡さんに見送られ、次の目的地に移動します。



可愛いヤギに出迎えられたこの場所は、NPO法人サムリブ(指定障がい福祉サービス事業所 サムリブ高岡)。
こちらの場所では障がい者の経済的自立を目指し、2012年年からこの高岡の地で活動されています。



農福連携の先駆けともいえるサムリブさん。
その熱い想いを代表の藤岡さん(写真右)がお話してくれました。
(同じ藤岡さんですが、藤岡農園さんとは血縁関係は無いそうですemoji

こちらで作っているのは、高岡産ミニトマト『いしかりDE CHU!!』だけで作ったトマトピューレ、そのトマトピューレをねりこんだグリッシーニ、ドライミニトマトなど。



高岡産のミニトマトの美味しさは先ほどの収穫作業の際に知ったと思うので、この商品にも興味津々emoji



用意していただいた商品の数々も、あっという間に完売しました!

地物の野菜が美味しいことを知ったら、次はその素材を余すことなく使っている加工品にも興味が出てきますね。
農産物と併せてこういった加工品の需要が高まれば、もっともっと石狩全体が盛り上がっていくんじゃないでしょうか……。

サムリブのみなさん、どうもありがとうございましたemoji
さてお次は・・・コミュニティハウスきずな食堂さんでのランチですemoji

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