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いしかり農産物エキスパート養成事業

いしかり食と農のカレッジ レベルアップ講座「マイスターコース」 農業者の話や旬の野菜の魅力を実感し、いしかり農産物のエキスパートを目指してみませんか?

2024/03/29 08:35

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2017/07/14 17:54

昼食の後は、石狩市唯一の果樹園が見られる地域の浜益区幌(ぽろ)地区へ。



さくらんぼ狩りのシーズンに突入したさくらんぼの善盛園さんにお邪魔しましたemoji


到着した我々を待っていてくれたのは、四代目園主の渡辺善文さん。

 

あいさつもそこそこに、さっそく園の中を案内していただきました。



雨の日でもさくらんぼ狩りを楽しめる園内は、 約4ヘクタールもあるとのこと。
この広い敷地を、主に渡辺さんが1人でお手入れしているそうです。

「どうぞ食べながら歩いてください」というお言葉に甘えちゃいましたemoji



善盛園さんといえば、この『ごんべい』emoji
浜益区の在来種で、皮が薄く流通には不向きなので『幻のさくらんぼ』と言われています。
ごんべえという名前は正式な品種名では無く、名無しのごんべえの意味なんだそうです。

味わいたい方はぜひ浜益まで足を延ばしてみてくださいねemoji



次々と違う品種のさくらんぼをいただいて、その味の違いに驚いたり、「私はこれが好き!」と好みが人それぞれだったり・・・・・・。
学習というよりは本当にさくらんぼ狩りに来たように楽しんでしまいましたemoji

 定番の佐藤錦や、南陽、水門などのメジャーな品種や、



一際目立つ黄色いさくらんぼの月山(がっさん)錦。



色濃い大紫、サミットなど、様々な品種がありました。



中でも、カナダ原産のサミットの大きさに一同驚きでした。



木の高いところからより大きいものを採ってもらいました。
それが、こちらemoji



さくらんぼを持っているとは思えないどっしり感。
食べ応え十分のさくらんぼでしたemoji



こうしてたくさんの品種を見て食べて歩いていると、本当に善盛園さんの広さが分かります。
中には少し元気の無い木、植えてまだ数年の木などたくさんありました。
そのひとつひとつの配置も考え、動物から保護する処置を施し……と考えるだけで気が遠くなる話です。



最後に辿りついたのは、善盛園さんのご神木。
樹齢140年にもなる杏の木です。

先代から受け継いだものを繋いでいく。
とてもシンプルなことですが、とても素敵なことだと感じました。



渡辺さんから受け継ぐのは五代目の善之さん。
渡辺さんについてただいま勉強中とのことですemoji
ぜひ頑張って欲しいですね。



園の前に流れる小川にも涼を感じます。

長かった1日もこれにて終了……。
果物を食べるときの意識が少し変わった気がします。

美味しい、だけではない。
作り手のことを想うようになりました。

次回は8月18日(金)、にんじん講座です。
よろしくお願いいたします。
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