2025/01/22 20:03 |
2014/11/16 18:03 |
2013年度に、いしかり農産物エキスパート養成事業に参加し、2014年度はその卒業生のレベルアップコースとして「いしかり食と農の応援隊」として活動してきました。
石狩産の作物の美味しさを改めて感じ、それらを作っている農家さん達の努力を知り、もっともっと石狩産の野菜の魅力を多くの人に知ってもらいたい
その思いで、農家さんのお手伝いをさせていただいたり、石狩に新たな作物を…とらっかせいを育ててみたり。
そんな活動の集大成ともいえるイベントが開催されました。
いしかり食と農の未来づくりフェスタ2014
「いしかり食と農の応援隊になろう!」
二部構成のこのフェスタ、第一部では今までにお世話になった方々がナビゲーターとしてお話をするセミナーで、「いしかり農産物と農家のファンづくり」。
そして第二部が交流会ということで、消費者と生産者との交流会が行われました。
その交流会では石狩産野菜を使用した料理を試食してもらおうと、前日当日と応援隊の皆で準備しました。
参加者100名を想定しての調理です。
特にらっかせいの殻をを剥くのはかなり時間が掛かる作業……。
石狩で採れた野菜たちを、美味しく食べてくれますように!
そんな想いで心を込めて調理します。
食と農の応援隊ではおなじみの札幌大球ももちろん使用します。
札幌大球は漬物にしか使わないという概念を取り払ってもらいたいという気持ちで調理。
前日からの準備とはいえ、時間との勝負です。
当日も朝早くから集まり、調理と会場の設営も手伝いました。
「頑張って準備したけど、誰も来てくれなかったらどうしよう……」
そんな不安もありました。
けど、そんな不安も一瞬で吹き飛ぶくらい多くの方々が参加してくれました
当日の様子は調理に大忙しであまり記憶に無いので、えりすTVの動画でご確認ください
第二部の交流会では、いよいよ準備した料理を試食してもらいます。
札幌大球はディスプレイとしてもインパクト大
もちろん、その美味しさも確かめてもらいます。
農家さんお勧めの生食、そして茹でて。
シンプルだけど、大球の甘さがよく分かる食べ方です。
4種類のディップも添えて。
大球でロールキャベツも作りました。
これもお勧めの食べ方です。
キャベツは煮込むと甘みが増しますよね
そしてエキスパート養成事業の講座の際に食べて感動した塩茹で落花生。
これが応援隊結成のきっかけと言っても過言ではありません。
この美味しさを、たくさんの人に知って欲しい
石狩の農家さんに落花生を作ってもらいたい
その想いで今年はらっかせいの栽培に取り組んできました。
落花生は単なるお酒のおつまみに留まらず、他の料理にも使えるという例を。
中でも大好評だったのが落花生ご飯。
落花生の香りと塩気、薬味の大葉とゴマの風味が絶妙です。
鶏ひき肉と塩茹で落花生だけを使用した春巻き。
揚げることによって、落花生の風味が増します
忘れてはならないのが、甘いものですよね
石狩産の小麦粉を使って、石狩市出身の店長さんがいるお店に頼みこんで落花生せんべいを焼いてもらいました。
せんべいの甘さの中に、落花生の香ばしさが際立ちます。
主食からおやつまで、幅広く食べられるということを知ってもらえたなら嬉しいです。
石狩産の三種類の豆を使ったきなこだま。
素朴な味がほっこり優しい気持ちになるおやつです。
小粒なじゃがいもをそのまま揚げて、お塩をふるだけで軽食にもおやつにもなりますね。
長いもきんとんにはクコの実を乗せて。
紅白の彩りがとても綺麗で、おせち料理や慶事料理にもお勧めです。
その他にも温かいにんじんスープもあって、試食とはいえかなりお腹いっぱいになったんじゃないでしょうか
最後にはいしかり食と農の応援隊として参加者の皆さんに紹介してもらいました。
無事に交流会のお手伝いを終えることが出来て、肩の荷が下り皆ほっとして会心の笑顔です
今回のイベントを通じて、石狩産野菜の美味しさや魅力を伝えることが出来たでしょうか
まだまだ手探り状態ではありますが、これからも精力的に活動していきたいと思います。
そして一消費者として「買い支える」ことで生産者の方々を応援していきたいです