2025/02/02 12:29 |
2014/09/12 20:18 |
短い夏も終わりに近づいてきましたね。
そんな今日は、夏野菜の代表格でもあるトマト(ミニトマト)講座です
石狩市高岡地区にある藤岡農園さんにお邪魔させていただきました。
前日には石狩地方全域に大雨特別警報が発令し、札幌市では避難勧告が出るほどでした。
が、幸いなことに石狩市内での農作物への影響はほぼ無かったようで、一安心です
藤岡農園さんでは、平成9年からミニトマトの栽培を始めました。
当初は石狩の農家さん達で「100棟のビニールハウスを目指そう!」と目標を掲げていましたが、それが今ではトマトだけで100棟以上のビニールハウスがあるそうです。
メロンなども含めると150棟ほどあるそうで、昔は「目標」だったことも、藤岡さん達生産者の方々の努力により「実現」していったんですね。
高岡地区はその名の通り高台で、土壌は粘土質。
藤岡さん曰く、「果菜類には最適だと思う」とのことですが、もちろんきちんと土壌改良などを施さないと作物を育てることは容易ではありません。
美味しい野菜を食べられるのは、良い畑の土があってこそ。
その畑へ菌を持ち込まない、畑から菌を持ち出さないためにも、靴にカバーをかけてハウスの中に入ります。
いしかり農産物エキスパート養成事業では、ただ野菜のことを学ぶだけでは無く、こういったことも知識・常識として身につけて行きます。
さっそく、ミニトマトの収穫体験です。
ミニトマトの収穫の仕方を藤岡さんに教えてもらいます。
ヘタが取れてしまっては商品にならないということなので、ヘタが取れないように収穫します。
赤い実もたくさんありましたが、まだ青い実もたくさんありました。
11月上旬までは収穫可能とのことで、これからもどんどん収穫できそうです!
ただ、雪が降ったりして寒くなると皮が固くなってしまうので、そこのところの見極めが肝心だそうです。
短時間でも、腰のバケツ一杯に収穫した人も!
あっという間にコンテナがミニトマトで埋め尽くされていきました。
こちらで作っている品種はキャロル10(テン)というミニトマト
糖度が高くそれでいて程よい酸味があり、皮が薄く口に残らない、スッキリとした味わい
【いしかり DE CHU!!】という、とっても可愛い名前のミニトマトです
そのいしかり DE CHU!!を100%使用したトマトピューレを作っているNPO法人サムリブさん。
本日もそのトマトピューレを持ってきてくださいました。
ミニトマトの栄養がぎゅっと詰まったトマトピューレ。
300gで500円です。
スープやパスタだけではなくいろいろ使えるとのことで、藤岡さんの奥さんのお勧めはお味噌汁や納豆に入れることとのことでした。
和食にトマトと意外に思うかもしれませんが、特に納豆は、納豆が苦手な人でも食べれるかも…ということだったので、どうぞ試してみてください
収穫体験後は、石狩市農業総合支援センターの臼澤さんのお話と、藤岡さんへの質問タイム。
比較的家庭菜園でも育てやすい野菜の部類に入るミニトマトですが、やはり温度管理などが大切なんだそうです。
例えば、ヘタの周辺が緑色のミニトマトを見たことがありませんか?
これは温度が30度以上になると出てくる現象ですが、待っていても緑の部分が赤くなったりしません。
そうなると商品にならないので、ハウスの中が高温になり過ぎないように温度管理をしっかりと行っているそうです。
「トマトは水をやらない方がいい」というのも良く聞きますが、それも「ほどほどが一番」と藤岡さん。
藤岡農園さんでは、8月には1日に4回ほどの灌水を行っていたとのことですが、「1日にたった4回だなんて楽そうだな~」と思ったら大間違い
設備上1回に3棟ずつしか出来ないそうで、全部でハウスは13棟あるので…かなりの回数になってしまいます。
収穫のことも考えると、時間がいくらあっても足りないですよね。
「トマトは人の手、協力を必要とする作物」と藤岡さんも言っていました。
藤岡農園さんでは、ミニトマトの他に力を入れている作物があります。
これ、何だか分かりますか
答えは、『チコリ』です。
夏の間はこうして青々と葉を伸ばし、根を育てています。
今の状態では食べることが出来ません。
2月にはこのチコリを学ばせていただく予定なので、今から楽しみです
藤岡農園さん、お忙しい中貴重な体験をさせていただきありがとうございました
そんな今日は、夏野菜の代表格でもあるトマト(ミニトマト)講座です
石狩市高岡地区にある藤岡農園さんにお邪魔させていただきました。
前日には石狩地方全域に大雨特別警報が発令し、札幌市では避難勧告が出るほどでした。
が、幸いなことに石狩市内での農作物への影響はほぼ無かったようで、一安心です
藤岡農園さんでは、平成9年からミニトマトの栽培を始めました。
当初は石狩の農家さん達で「100棟のビニールハウスを目指そう!」と目標を掲げていましたが、それが今ではトマトだけで100棟以上のビニールハウスがあるそうです。
メロンなども含めると150棟ほどあるそうで、昔は「目標」だったことも、藤岡さん達生産者の方々の努力により「実現」していったんですね。
高岡地区はその名の通り高台で、土壌は粘土質。
藤岡さん曰く、「果菜類には最適だと思う」とのことですが、もちろんきちんと土壌改良などを施さないと作物を育てることは容易ではありません。
美味しい野菜を食べられるのは、良い畑の土があってこそ。
その畑へ菌を持ち込まない、畑から菌を持ち出さないためにも、靴にカバーをかけてハウスの中に入ります。
いしかり農産物エキスパート養成事業では、ただ野菜のことを学ぶだけでは無く、こういったことも知識・常識として身につけて行きます。
さっそく、ミニトマトの収穫体験です。
ミニトマトの収穫の仕方を藤岡さんに教えてもらいます。
ヘタが取れてしまっては商品にならないということなので、ヘタが取れないように収穫します。
赤い実もたくさんありましたが、まだ青い実もたくさんありました。
11月上旬までは収穫可能とのことで、これからもどんどん収穫できそうです!
ただ、雪が降ったりして寒くなると皮が固くなってしまうので、そこのところの見極めが肝心だそうです。
短時間でも、腰のバケツ一杯に収穫した人も!
あっという間にコンテナがミニトマトで埋め尽くされていきました。
こちらで作っている品種はキャロル10(テン)というミニトマト
糖度が高くそれでいて程よい酸味があり、皮が薄く口に残らない、スッキリとした味わい
【いしかり DE CHU!!】という、とっても可愛い名前のミニトマトです
そのいしかり DE CHU!!を100%使用したトマトピューレを作っているNPO法人サムリブさん。
本日もそのトマトピューレを持ってきてくださいました。
ミニトマトの栄養がぎゅっと詰まったトマトピューレ。
300gで500円です。
スープやパスタだけではなくいろいろ使えるとのことで、藤岡さんの奥さんのお勧めはお味噌汁や納豆に入れることとのことでした。
和食にトマトと意外に思うかもしれませんが、特に納豆は、納豆が苦手な人でも食べれるかも…ということだったので、どうぞ試してみてください
収穫体験後は、石狩市農業総合支援センターの臼澤さんのお話と、藤岡さんへの質問タイム。
比較的家庭菜園でも育てやすい野菜の部類に入るミニトマトですが、やはり温度管理などが大切なんだそうです。
例えば、ヘタの周辺が緑色のミニトマトを見たことがありませんか?
これは温度が30度以上になると出てくる現象ですが、待っていても緑の部分が赤くなったりしません。
そうなると商品にならないので、ハウスの中が高温になり過ぎないように温度管理をしっかりと行っているそうです。
「トマトは水をやらない方がいい」というのも良く聞きますが、それも「ほどほどが一番」と藤岡さん。
藤岡農園さんでは、8月には1日に4回ほどの灌水を行っていたとのことですが、「1日にたった4回だなんて楽そうだな~」と思ったら大間違い
設備上1回に3棟ずつしか出来ないそうで、全部でハウスは13棟あるので…かなりの回数になってしまいます。
収穫のことも考えると、時間がいくらあっても足りないですよね。
「トマトは人の手、協力を必要とする作物」と藤岡さんも言っていました。
藤岡農園さんでは、ミニトマトの他に力を入れている作物があります。
これ、何だか分かりますか
答えは、『チコリ』です。
夏の間はこうして青々と葉を伸ばし、根を育てています。
今の状態では食べることが出来ません。
2月にはこのチコリを学ばせていただく予定なので、今から楽しみです
藤岡農園さん、お忙しい中貴重な体験をさせていただきありがとうございました
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