2025/02/10 23:56 |
2013/08/09 16:29 |
現地学習の最大の敵は、雨
過去のハウスブロッコリー、厚田メロン&さくらんぼの現地学習では晴れや曇りで問題なかったのですが、3回目の現地学習にしてついに雨に降られてしまいました。
目的地は石狩市北生振(キタオヤフル)地区。
本日はにんじん講座です。
雨天決行のこの講座。
だって、農作物は成長を止めて待ってはくれませんからね。
車内では長靴を履いていない人に、足を覆うビニール袋を配布していました。
バスの窓を叩く大粒の雨。
その向こうに人影が……。
本日お世話になる須藤さん。
こんなに雨が降っていても農作業に休みはありません。
むしろ雨の少ない今年は、手を叩いて喜ぶべき恵みの雨。
それでもまだ足りない、と言っていました。
たしかに、畑の表面は濡れていても少し掘ると乾いた土が見えました。
雨の日は憂鬱ですが、こういった事情を目の当たりにすると雨もありがたく感じてしまいますね。
広大なにんじん畑は4反(約4,000㎡)ほどだそうです。
まさに見渡す限り…です。
雨が降っているので、挨拶もそこそこに収穫を体験させていただきました。
土がふかふかで柔らかく、葉をつかんで引っ張ると簡単に抜けました。
見てください
すごく立派なにんじんです
1人5本収穫出来ました。
葉は持ち帰っても良し、その場で取り除いても良し。
葉は栄養価が非常に高いそうです。
収穫させていただいたにんじんは、向陽二号という品種の系統だそうですが、実はまだ品種名がついていない物だそうです。
畑には2種類のにんじんが植えられていましたが、「こちらのにんじんの方が美味しいと思います」と言う須藤さん。
にんじんの収穫体験の横では、実際に収穫作業をしていました。
至る所に収穫したにんじんが山積みになっています。
こんな広い畑ですから、収穫はもちろん機械で行います。
ここだけの話(かどうかは不明ですが)、400万円もするという機械が大活躍
葉を引き上げ、葉をカットし、人の手で選別します。
この土壌にピッタリの機械のようで、土が柔らかいからこそ上手に収穫出来るんだそうです。
それにしても、機械について歩きながらの選別作業…見ている以上に大変だと思います。
機械が通った後に残っているのは、廃棄してしまうにんじん達。
形がいびつな物はやはり出荷できないそうです。
「もったいない……」
という声ももちろん出ましたが、いちばん辛いのは丹精込めて育てた物を捨てなければならない生産者の方々なんですよね。
そしてそうなってしまった原因は、形のいびつな物を欲しがらない消費者の我々なんです。
いろいろと考えさせられてしまいました。
運良く収穫の間は雨が止んでいたのですが、再び降り出したところで場所を倉庫に移します。
畑から少し離れたところにあるので、バスに乗って移動します。
種を植える機械や、
にんじんの種を見せてもらいました。
写真の種はコーティングされているもので、実際の種は……、
こちら。
非常に小さい粒です。
家庭菜園をやっていれば見る機会もあるでしょうが、知らない人が多いでしょうね。
この小さな種を植える作業を昔は全て手作業でやっていたのか…と思うとめまいがします。
と、ここで須藤さんからのクイズが。
「先ほど皆さんが収穫したのはどちらのにんじんでしょうか」
ヒントは、「こちらのにんじんの方が美味しいと思います」と言った須藤さんの言葉です。
どちらのにんじんが美味しそうに見えますか?
……答えは、写真左のにんじんです。
切り口を見てもその違いが分かるのですが、先ほど収穫したにんじんは切り口が赤く、逆のにんじんは切り口が緑です。
切り口が赤い方が甘いということで、スーパーでにんじんを買う際に役立つ知識を得ました
にんじん以外にもたくさんの野菜が出荷に向けてスタンバイ中でした。
雨の中、黙々と作業をするスタッフの皆さん。
その野菜達を、須藤さんのご厚意で販売していただくことに
ブロッコリーとカブを、それぞれ100円という格安のお値段で提供していただきました。
参加者の皆さんはもちろん、バスの運転手さんまでしっかりと購入していましたよ。
野菜の勉強をして、その生産者さんが育てた野菜を購入して帰る。
そんなスタイルがすっかり確立されているいしかり農産物エキスパート養成事業……。
正直、毎回すごく楽しいです
生産者さんの努力や苦労を知った上で、野菜をありがたく美味しくいただく。
ただ知識として野菜を知るだけじゃないんですね。
須藤さん、本当にありがとうございました
本日はこの後、北コミに戻って調理実習です。
過去のハウスブロッコリー、厚田メロン&さくらんぼの現地学習では晴れや曇りで問題なかったのですが、3回目の現地学習にしてついに雨に降られてしまいました。
目的地は石狩市北生振(キタオヤフル)地区。
本日はにんじん講座です。
雨天決行のこの講座。
だって、農作物は成長を止めて待ってはくれませんからね。
車内では長靴を履いていない人に、足を覆うビニール袋を配布していました。
バスの窓を叩く大粒の雨。
その向こうに人影が……。
本日お世話になる須藤さん。
こんなに雨が降っていても農作業に休みはありません。
むしろ雨の少ない今年は、手を叩いて喜ぶべき恵みの雨。
それでもまだ足りない、と言っていました。
たしかに、畑の表面は濡れていても少し掘ると乾いた土が見えました。
雨の日は憂鬱ですが、こういった事情を目の当たりにすると雨もありがたく感じてしまいますね。
広大なにんじん畑は4反(約4,000㎡)ほどだそうです。
まさに見渡す限り…です。
雨が降っているので、挨拶もそこそこに収穫を体験させていただきました。
土がふかふかで柔らかく、葉をつかんで引っ張ると簡単に抜けました。
見てください
すごく立派なにんじんです
1人5本収穫出来ました。
葉は持ち帰っても良し、その場で取り除いても良し。
葉は栄養価が非常に高いそうです。
収穫させていただいたにんじんは、向陽二号という品種の系統だそうですが、実はまだ品種名がついていない物だそうです。
畑には2種類のにんじんが植えられていましたが、「こちらのにんじんの方が美味しいと思います」と言う須藤さん。
にんじんの収穫体験の横では、実際に収穫作業をしていました。
至る所に収穫したにんじんが山積みになっています。
こんな広い畑ですから、収穫はもちろん機械で行います。
ここだけの話(かどうかは不明ですが)、400万円もするという機械が大活躍
葉を引き上げ、葉をカットし、人の手で選別します。
この土壌にピッタリの機械のようで、土が柔らかいからこそ上手に収穫出来るんだそうです。
それにしても、機械について歩きながらの選別作業…見ている以上に大変だと思います。
機械が通った後に残っているのは、廃棄してしまうにんじん達。
形がいびつな物はやはり出荷できないそうです。
「もったいない……」
という声ももちろん出ましたが、いちばん辛いのは丹精込めて育てた物を捨てなければならない生産者の方々なんですよね。
そしてそうなってしまった原因は、形のいびつな物を欲しがらない消費者の我々なんです。
いろいろと考えさせられてしまいました。
運良く収穫の間は雨が止んでいたのですが、再び降り出したところで場所を倉庫に移します。
畑から少し離れたところにあるので、バスに乗って移動します。
種を植える機械や、
にんじんの種を見せてもらいました。
写真の種はコーティングされているもので、実際の種は……、
こちら。
非常に小さい粒です。
家庭菜園をやっていれば見る機会もあるでしょうが、知らない人が多いでしょうね。
この小さな種を植える作業を昔は全て手作業でやっていたのか…と思うとめまいがします。
と、ここで須藤さんからのクイズが。
「先ほど皆さんが収穫したのはどちらのにんじんでしょうか」
ヒントは、「こちらのにんじんの方が美味しいと思います」と言った須藤さんの言葉です。
どちらのにんじんが美味しそうに見えますか?
……答えは、写真左のにんじんです。
切り口を見てもその違いが分かるのですが、先ほど収穫したにんじんは切り口が赤く、逆のにんじんは切り口が緑です。
切り口が赤い方が甘いということで、スーパーでにんじんを買う際に役立つ知識を得ました
にんじん以外にもたくさんの野菜が出荷に向けてスタンバイ中でした。
雨の中、黙々と作業をするスタッフの皆さん。
その野菜達を、須藤さんのご厚意で販売していただくことに
ブロッコリーとカブを、それぞれ100円という格安のお値段で提供していただきました。
参加者の皆さんはもちろん、バスの運転手さんまでしっかりと購入していましたよ。
野菜の勉強をして、その生産者さんが育てた野菜を購入して帰る。
そんなスタイルがすっかり確立されているいしかり農産物エキスパート養成事業……。
正直、毎回すごく楽しいです
生産者さんの努力や苦労を知った上で、野菜をありがたく美味しくいただく。
ただ知識として野菜を知るだけじゃないんですね。
須藤さん、本当にありがとうございました
本日はこの後、北コミに戻って調理実習です。
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