2025/01/23 14:14 |
2017/07/14 11:54 |
いしかり農産物エキスパート養成事業の厚田メロン&さくらんぼ講座です!
今日の講座は現地学習の中でもバス移動が長いのですが、まるで気分は社会見学♪
お天気も最高に恵まれ、むしろ恵まれすぎて予想最高気温は33℃とか34℃とか……。
熱中症に最大限の注意を払って楽しみたいと思います。
まずは厚田区別狩にある河合農園さんにお邪魔しました。
まるでジブリの世界に紛れ込んだかのような自然に囲まれた場所でした
河合農園さんでは平成12年から『メロン体験農園』を開催しています。
最初は30組ほどだった参加者も、今年は124組の申し込みがあったそうです。
ちなみに昨年は114組だったそうで、着実に増えていますね!
長い長いハウスは全長118mもあるそうです。
大きいハウスだと温度管理をしやすいんだとか。
家庭菜園でなかなか美味しいメロンができないのは、この温度管理に問題があるんですね。
しかしいくら大きなハウスで温度管理をしやすいからといっても、寒い日が続いたり急に暑くなったりと忙しい自然を相手にするのはとても大変なことです。
寒暖差があると甘く美味しいメロンができるということで、温度管理が大変な時期は家を空けることが出来ないんだそうです。
ここ最近は気温が暑過ぎるほど高いので、ハウスには黒い寒冷紗が掛かっていました。
こういう対策をしないと、暑すぎてメロンが煮えた状態になってしまうそうです。
確かに、ここ最近の暑さは異常ですよね……。
ちなみに、こちらのハウスで育てているのは『ルピアレッド』という品種の赤肉メロン。
葉が枯れてきたり、お尻が黄色くなってきたら収穫のタイミングですが、硬めに収穫して数日間追熟させます。
今日聞いたお話だけで、メロンが高級な理由が分った気がしますね。
ハウスの隅に、受粉用の蜂の箱がありました。
元気にぶんぶん飛び回って働いてくれていました
河合さんのところでは他にも、ナスやトマト、とうもろこしなど、様々な野菜が栽培されていました。
その中でも特にこだわって栽培しているのは…『スイカ』です。
通常はスイカは接木苗で病気などに強くなっているのですが、このスイカは種から育て、病気に弱い上、連作も10年以上空けなければいけません。
更には1株につき1玉しか育てないとのことで、食感も普通のスイカとは違うそうで……気になります。
毎年ハウス1棟だけスイカを栽培しているそうですが、残念ながら今年はもうハウスはもぬけの殻。
収穫されずに残っているスイカがひとつだけぽつんと寂しく佇んでいました……。
そんな噂のスイカをなんと!試食させていただいちゃいました!!
もちろん、本日の主役のメロンも♪
こんな暑い日の水分&栄養補給にピッタリです。
「美味しい!」「甘い!」「いつものと違う!!」
そんな声があちこちから聞こえました。
食べている内に食べることに集中して、最後には皆さん黙々と食べていましたよ
今日は石狩産のメロンの美味しさ、そして価格の理由を知ることが出来た貴重な講座でした。
河合さん、お忙しい中どうもありがとうございました!!