2025/02/02 12:23 |
2014/12/19 17:28 |
いしかり農産物エキスパート養成事業の講座も、既に第8回となりました。
残すところはあと2回です。
季節はすっかり冬ですね。
本日は石狩市厚田区にある望来生活改善センターにて、 JA北いしかり 女性部厚田ブロック 農産加工販売グループの皆さんににしん漬けの作り方を教わります。
こちらの施設では一年中何かしらの商品を作っているとのことでしたが、にしん漬けは商品として作っているわけではないんです。
この農産加工グループの方々は皆さん農家さんということで、農家のお母さんが普段家庭で作っている味を教わりに来ました
しかも今回は樽で漬けるわけではなく、ポリ袋で漬けるとってもお手軽なにしん漬けなんです。
「漬物は食べたいけど、そんなに大量にはいらないわ…」
という人でも安心。
材料はこちら。
既にカットや計量済みで用意していただいてました。
にしん漬けは札幌大球という北海道の伝統野菜の大型キャベツを使用します。
(もちろん、普通のキャベツでも作ることができます。)
他には大根(干して2%の塩で漬けたもの)、にんじん、しょうが、身欠きにしん(米のとぎ汁に1日漬けうろこを取ったもの)が入ります。
麹、塩、鷹の爪、昆布だしも入ります。
使用する麹も、お母さん方の手づくりなんですよ
材料を混ぜて、振って混ぜ合わせます。
工程はたったそれだけ!
最後に、中の空気をしっかり抜いて縛ります。
すぐに冷蔵庫に入れずに、数時間常温に置いて冷蔵庫にしまった方が早く漬かりますよ、とのことでした。
水分が出てきたらもう一度空気を抜いて冷蔵庫にしまいます。
翌日には美味しくいただけるそうで…なんて簡単なんでしょう
見本を見せていただきましたが、難しいことは何一つありませんでした。
これなら、家でもきっと作れるはず
にしん漬けだけではなく、他の漬物にも応用できそうです。
お母さん方に教わったにしん漬けは2%の塩で漬けているので、塩分も控えめになっています。
なので塩辛くなく、あっさりさっぱりいただけそうですね。
ただ、塩分が少ないので保存には向いていないようで、作り過ぎてしまうとすぐ酸っぱくなっちゃいます、と注意がありました。
普通のキャベツでも出来る、と書きましたが、にしん漬けの最大の特徴はやっぱりこの札幌大球!
漬物の時期になるとお店でよく見掛けますよね。
大きすぎてなかなか手を出せないと思ってしまうかもしれませんが、食べてみるととっても甘くて病みつきになること間違いありません。
その産地は限られており、石狩市内でも今では5戸の農家さんが栽培しているのみです。
最近では自宅で漬物を漬ける家庭も少なくなっていますが、我々が買い支えることで農家さんの活力になれたら…と思います。
漬物以外でも、生食でも茹でても美味しいんですよ
にしん漬け作りを学んだあとは、教えていただいたお母さん方の普段の活動についてお話を聞きました。
お母さん方は、JA北いしかり 女性部厚田ブロック 農産加工販売グループ(あった母さんの想い あい風の会)として、平成6年からその活動を開始しています。
ジュースやジャム、そしてお味噌などを作っており、一番人気はしそジュース『しその想い』です。
しそは栄養価の高い野菜ですが、そこまで量を摂取するのが難しいので、ジュースなら大量に摂取できる!と思ったのが始まりだったそうです。
100本のジュースを作るのに、18kgのしそを使っているとのことで、それがどれだけの量なのか想像も尽きません
しかも、しその収穫時期に作るので、その時期は収穫に加工に大忙しなんだそうです。
手づくり味噌の『みその想い』も、人気商品です。
11月と2月に仕込みますが、その量は年間に一斗樽で150樽ほど作ります。
先ほどのにしん漬け作りの際にも触れましたが、麹も手作りなんです。
味噌づくりはこのいしかり農産物エキスパート養成事業でも、次回は味噌づくりを行います。
「地物の大豆と麹で味噌作り」はどこでも出来ることではありません。
それが出来るということが、とてもありがたいことなんですね。
ちなみに『味噌の想い』はJAいしかり地物市場とれのさとで販売されていますが、今は冬季休業中……。
そんなときは、札幌駅のどさんこプラザや、石狩市民図書館、石狩市市民活動情報センターぽぽらーと等でも購入できるそうです
農産加工販売グループのメンバーはただいま16名。
これからも美味しい地元の味を作り続けていってほしいと思います。
農産加工販売グループのお母さん方、どうもありがとうございました。
残すところはあと2回です。
季節はすっかり冬ですね。
本日は石狩市厚田区にある望来生活改善センターにて、 JA北いしかり 女性部厚田ブロック 農産加工販売グループの皆さんににしん漬けの作り方を教わります。
こちらの施設では一年中何かしらの商品を作っているとのことでしたが、にしん漬けは商品として作っているわけではないんです。
この農産加工グループの方々は皆さん農家さんということで、農家のお母さんが普段家庭で作っている味を教わりに来ました
しかも今回は樽で漬けるわけではなく、ポリ袋で漬けるとってもお手軽なにしん漬けなんです。
「漬物は食べたいけど、そんなに大量にはいらないわ…」
という人でも安心。
材料はこちら。
既にカットや計量済みで用意していただいてました。
にしん漬けは札幌大球という北海道の伝統野菜の大型キャベツを使用します。
(もちろん、普通のキャベツでも作ることができます。)
他には大根(干して2%の塩で漬けたもの)、にんじん、しょうが、身欠きにしん(米のとぎ汁に1日漬けうろこを取ったもの)が入ります。
麹、塩、鷹の爪、昆布だしも入ります。
使用する麹も、お母さん方の手づくりなんですよ
材料を混ぜて、振って混ぜ合わせます。
工程はたったそれだけ!
最後に、中の空気をしっかり抜いて縛ります。
すぐに冷蔵庫に入れずに、数時間常温に置いて冷蔵庫にしまった方が早く漬かりますよ、とのことでした。
水分が出てきたらもう一度空気を抜いて冷蔵庫にしまいます。
翌日には美味しくいただけるそうで…なんて簡単なんでしょう
見本を見せていただきましたが、難しいことは何一つありませんでした。
これなら、家でもきっと作れるはず
にしん漬けだけではなく、他の漬物にも応用できそうです。
お母さん方に教わったにしん漬けは2%の塩で漬けているので、塩分も控えめになっています。
なので塩辛くなく、あっさりさっぱりいただけそうですね。
ただ、塩分が少ないので保存には向いていないようで、作り過ぎてしまうとすぐ酸っぱくなっちゃいます、と注意がありました。
普通のキャベツでも出来る、と書きましたが、にしん漬けの最大の特徴はやっぱりこの札幌大球!
漬物の時期になるとお店でよく見掛けますよね。
大きすぎてなかなか手を出せないと思ってしまうかもしれませんが、食べてみるととっても甘くて病みつきになること間違いありません。
その産地は限られており、石狩市内でも今では5戸の農家さんが栽培しているのみです。
最近では自宅で漬物を漬ける家庭も少なくなっていますが、我々が買い支えることで農家さんの活力になれたら…と思います。
漬物以外でも、生食でも茹でても美味しいんですよ
にしん漬け作りを学んだあとは、教えていただいたお母さん方の普段の活動についてお話を聞きました。
お母さん方は、JA北いしかり 女性部厚田ブロック 農産加工販売グループ(あった母さんの想い あい風の会)として、平成6年からその活動を開始しています。
ジュースやジャム、そしてお味噌などを作っており、一番人気はしそジュース『しその想い』です。
しそは栄養価の高い野菜ですが、そこまで量を摂取するのが難しいので、ジュースなら大量に摂取できる!と思ったのが始まりだったそうです。
100本のジュースを作るのに、18kgのしそを使っているとのことで、それがどれだけの量なのか想像も尽きません
しかも、しその収穫時期に作るので、その時期は収穫に加工に大忙しなんだそうです。
手づくり味噌の『みその想い』も、人気商品です。
11月と2月に仕込みますが、その量は年間に一斗樽で150樽ほど作ります。
先ほどのにしん漬け作りの際にも触れましたが、麹も手作りなんです。
味噌づくりはこのいしかり農産物エキスパート養成事業でも、次回は味噌づくりを行います。
「地物の大豆と麹で味噌作り」はどこでも出来ることではありません。
それが出来るということが、とてもありがたいことなんですね。
ちなみに『味噌の想い』はJAいしかり地物市場とれのさとで販売されていますが、今は冬季休業中……。
そんなときは、札幌駅のどさんこプラザや、石狩市民図書館、石狩市市民活動情報センターぽぽらーと等でも購入できるそうです
農産加工販売グループのメンバーはただいま16名。
これからも美味しい地元の味を作り続けていってほしいと思います。
農産加工販売グループのお母さん方、どうもありがとうございました。
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