2025/01/22 16:53 |
2014/11/21 20:23 |
冬到来!と言っても過言では無い寒さの中、長いも講座です。
今回で農家さんの畑にお邪魔させていただく現地学習は最後となります。
これからやって来る、長い長い雪の季節。
長いもは前回の講座で学んだ貯蔵野菜としても重宝するものなので、しっかり学習したいところです
本日お世話になるのは、生振にある中田農園さん。
お世話になります!
まずは長いもについてお話をしていただきました。
中田農園さんでは、6反(5,950.41322 m2)もの長いも畑があります。
長いもは、4月末に芽だしをして、5月末に定植をし、そして11月に収穫…という、中田農園さんで作っている中で最も栽培期間が長い作物だそうです。
定植から収穫まで、約半年もかかるんですね
しかもその間も、3mおきに支柱を立て、ネットを張り、夏場は草との戦いが大変なんだとか。
一見、朝顔を育てているようにも見えるとのことですが、まったく想像がつきません。
畑を見てもその「草」の存在を感じないのですが、それは霜が降りたら葉と蔓を取り払ってしまうからなんだそうです。
葉や蔓を取り払った後は2週間ほど土の中でいもを寝かせ(熟成)ます。
そうすることで、長いもをすったときに変色してしまうのを防ぐことが出来るそうで、早掘りはせずにしっかりと寝かせることが重要なんだとか。
確かに、すったら赤く変色してしまうことってありますよね
続いて、収穫体験をさせていただきます。
空は微妙に何かが降りそうなどんよりとしたお天気で、本当に寒い……。
事前に機械(奥に写っているユンボという重機)で溝を掘っていただいていました。
茶色一色で分かりにくいとは思いますが、溝の両サイドに長いもが埋まっているんです。
それを折れないように、傷がつかないようにそっと掘りだします。
真っ直ぐできれいな長いもです。
慣れない作業にあちらこちらから「難しい!」との声が聞こえます。
土は柔らかくても、所々固かったり、折ってはいけないというプレッシャーからか、力加減が難しい作業なんです。
それでも徐々にコツをつかんできたのか、次々と収穫していました。
立派な長いもを収穫できると、思わずにっこり
とても楽しく作業をさせていただいていましたが、この広い畑を延々と収穫する農家さん達は、ただ楽しいだけではないでしょうね……。
中田さんも、「寒い時期に収穫することが一番大変」と言っていました。
収穫作業後は、バスの中で石狩市農業総合支援センターの臼澤さんと、再度中田さんのお話を聞かせていただきました。
いも類と言えば、一つの株からたくさんのいもが収穫できるイメージですが、長いもは種いも一つから一本しか収穫できません。
その種いもが大きければ大きいほど、大きい長いもが出来上がるそうです。
160gの種いもからは3Lサイズの長いもが収穫できたという実験結果があるそうですが、基本的には種いもは100gで統一されているそうです。
また、産地(土)によって味が違うので、スーパーなどで買って食べ比べてみてはいかがでしょう?とのことでした。
お話の後は、中田農園さんの直売所でお買い物タイム。
この時間は本当に参加者の方の目が輝いています
「長いもだけではなく、ごぼうも美味しいですよ!」
とのことでしたが、スラリとまっすぐで立派なごぼうです。
とれのさとでも販売しているので、来季に見掛けたら是非手に取ってください
生産者の方とお話しする機会が出来ると、買い物する際にも商品を選ぶきっかけになりますよね。
どんな人が作っているのか。
どんな畑で、どういう大変さがある作物なのか。
ただ商品の価格だけを見て選ぶのとは違ってきます。
それがこの講座を受講して一番変化したことじゃないでしょうか
中田さん、どうもありがとうございました!
午後は北コミに戻り調理実習です。
今回で農家さんの畑にお邪魔させていただく現地学習は最後となります。
これからやって来る、長い長い雪の季節。
長いもは前回の講座で学んだ貯蔵野菜としても重宝するものなので、しっかり学習したいところです
本日お世話になるのは、生振にある中田農園さん。
お世話になります!
まずは長いもについてお話をしていただきました。
中田農園さんでは、6反(5,950.41322 m2)もの長いも畑があります。
長いもは、4月末に芽だしをして、5月末に定植をし、そして11月に収穫…という、中田農園さんで作っている中で最も栽培期間が長い作物だそうです。
定植から収穫まで、約半年もかかるんですね
しかもその間も、3mおきに支柱を立て、ネットを張り、夏場は草との戦いが大変なんだとか。
一見、朝顔を育てているようにも見えるとのことですが、まったく想像がつきません。
畑を見てもその「草」の存在を感じないのですが、それは霜が降りたら葉と蔓を取り払ってしまうからなんだそうです。
葉や蔓を取り払った後は2週間ほど土の中でいもを寝かせ(熟成)ます。
そうすることで、長いもをすったときに変色してしまうのを防ぐことが出来るそうで、早掘りはせずにしっかりと寝かせることが重要なんだとか。
確かに、すったら赤く変色してしまうことってありますよね
続いて、収穫体験をさせていただきます。
空は微妙に何かが降りそうなどんよりとしたお天気で、本当に寒い……。
事前に機械(奥に写っているユンボという重機)で溝を掘っていただいていました。
茶色一色で分かりにくいとは思いますが、溝の両サイドに長いもが埋まっているんです。
それを折れないように、傷がつかないようにそっと掘りだします。
真っ直ぐできれいな長いもです。
慣れない作業にあちらこちらから「難しい!」との声が聞こえます。
土は柔らかくても、所々固かったり、折ってはいけないというプレッシャーからか、力加減が難しい作業なんです。
それでも徐々にコツをつかんできたのか、次々と収穫していました。
立派な長いもを収穫できると、思わずにっこり
とても楽しく作業をさせていただいていましたが、この広い畑を延々と収穫する農家さん達は、ただ楽しいだけではないでしょうね……。
中田さんも、「寒い時期に収穫することが一番大変」と言っていました。
収穫作業後は、バスの中で石狩市農業総合支援センターの臼澤さんと、再度中田さんのお話を聞かせていただきました。
いも類と言えば、一つの株からたくさんのいもが収穫できるイメージですが、長いもは種いも一つから一本しか収穫できません。
その種いもが大きければ大きいほど、大きい長いもが出来上がるそうです。
160gの種いもからは3Lサイズの長いもが収穫できたという実験結果があるそうですが、基本的には種いもは100gで統一されているそうです。
また、産地(土)によって味が違うので、スーパーなどで買って食べ比べてみてはいかがでしょう?とのことでした。
お話の後は、中田農園さんの直売所でお買い物タイム。
この時間は本当に参加者の方の目が輝いています
「長いもだけではなく、ごぼうも美味しいですよ!」
とのことでしたが、スラリとまっすぐで立派なごぼうです。
とれのさとでも販売しているので、来季に見掛けたら是非手に取ってください
生産者の方とお話しする機会が出来ると、買い物する際にも商品を選ぶきっかけになりますよね。
どんな人が作っているのか。
どんな畑で、どういう大変さがある作物なのか。
ただ商品の価格だけを見て選ぶのとは違ってきます。
それがこの講座を受講して一番変化したことじゃないでしょうか
中田さん、どうもありがとうございました!
午後は北コミに戻り調理実習です。
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