2025/01/24 15:41 |
2015/08/20 21:54 |
午後からは北コミの調理室でにんじんを使った調理実習です。
緑黄色野菜の代表格ともいえるにんじんですが、なかなか料理の主役にはなりにくいと思いませんか
けれども栄養価が高いので、たくさん食べたいですよね。
さあ、どんな料理に変身するのでしょうか……。
講師はうかたまグループ代表の村上 岑子さん。
気になる本日のメニューは、
・夏野菜のラタトゥイユ(味噌風味)
・葉つきにんじんのグラッセ
・にんじんスープ
・にんじんとレーズンのサラダ
・にんじんジャム
と、見事ににんじん尽くしの内容となっています
まずは料理について軽く説明をしていただきます。
興味深いのは夏野菜のラタトゥイユ。
ラタトゥイユと言えばトマト煮込みの料理ですが、今回はトマトを使わずに味噌で味付けするそうです。
お味噌も普通の米味噌と、豆味噌(八丁味)をブレンドします。
水分は野菜から出る水分のみで、ボリュームを出すために鶏むね肉を加えるレシピでした。
ズッキーニ、パプリカ、なす、にんじん、玉ねぎ、エリンギが入って野菜がたくさん食べられる一品ですね
にんじんスープは、とろみをお米でつけます。
家でポタージュスープを作ろうと思ったときに生クリームが無くて断念…ってことありますよね。
そんなときや、脂肪分を抑えたいときにはこの方法がお勧めです
ミキサーにかけると、とろとろのきれいな色のスープに早変わり。
とろみのつき具合を見て、牛乳または水を加えます。
グラッセは小さなにんじんをきれいに洗って、そのまま使います。
一度ゆでて、オリーブオイルでソテーして……。
普段食べている甘いにんじんのグラッセとはまた別物ですよ
サラダは味をなじませるのに多少時間がかかるので、こちらは事前に作っておいてくれていました。
日頃から料理をしている人も、していない人も、みんなで協力して作り上げるのが調理実習の楽しさでもあります。
多少焦げちゃったり、分量を間違えたりしても、それが調理実習です
にんじんジャムは村上さんが持参してくれたので、試食させていただきました。
色もとても鮮やかで、甘酸っぱくて美味しいジャムです
村上さんが作ってきてくれたにんじんの春巻きもいただきました。
断面が綺麗なオレンジで、食べ応えもあって彩りも良いのでお弁当などにいいかもしれませんね。
こうして見てみても、にんじんが主ですが野菜たっぷりのメニューです。
ざっと見て一食でにんじん2本くらいは食べてるんじゃないでしょうか
「美味しい~」と笑顔で和気あいあいと食事をする皆さん。
ほぼ野菜の献立ですが、かなりお腹いっぱいになりましたね。
食後は、村上さんのお話。
村上さんの食に対する考えとして、「一物全体」というものがあります。
これは食材をまるごといただくといった考えで、例えば野菜の皮を剥かずに食べたり、根菜の葉も食べたりというようなことです。
その他にも、今は野菜が年中世界中から手に入りますが、フードマイレージ(食糧輸送距離)が低いものを食べるのが良いんだとか。
その考えの根底には「地産地消」があります。
札幌で生まれた村上さんは結婚後に石狩に移り住んだそうですが、当初は札幌と比べて「何も無い」といった印象を持っていたようです。
けれどもそれがいつしか、「自然が豊か」「海や山が近い」「畑や田んぼが身近にある」と思い始め、その後生産者の方々と知り合い、野菜をいっぱい食べるようになり、味噌作りを学んだりとしたんだとか。
今は地元で作られたものが直売所やスーパーで入手できますが、昔は全て市場に出してしまっていたので、地元のものを食べると言うことがあまり無かったそうです。
便利になった反面、食べ物が余ってたくさん捨てられている昨今、「関心をもって生産者と消費者がつながっていくことが大切」と語ってくださいました。
地元のものを食べられるありがたさ。
当たり前だとあぐらをかかずに、感謝したいと改めて思いました
村上さん、ありがとうございました!
次回は9月10日(木)のミニトマト講座です
緑黄色野菜の代表格ともいえるにんじんですが、なかなか料理の主役にはなりにくいと思いませんか
けれども栄養価が高いので、たくさん食べたいですよね。
さあ、どんな料理に変身するのでしょうか……。
講師はうかたまグループ代表の村上 岑子さん。
気になる本日のメニューは、
・夏野菜のラタトゥイユ(味噌風味)
・葉つきにんじんのグラッセ
・にんじんスープ
・にんじんとレーズンのサラダ
・にんじんジャム
と、見事ににんじん尽くしの内容となっています
まずは料理について軽く説明をしていただきます。
興味深いのは夏野菜のラタトゥイユ。
ラタトゥイユと言えばトマト煮込みの料理ですが、今回はトマトを使わずに味噌で味付けするそうです。
お味噌も普通の米味噌と、豆味噌(八丁味)をブレンドします。
水分は野菜から出る水分のみで、ボリュームを出すために鶏むね肉を加えるレシピでした。
ズッキーニ、パプリカ、なす、にんじん、玉ねぎ、エリンギが入って野菜がたくさん食べられる一品ですね
にんじんスープは、とろみをお米でつけます。
家でポタージュスープを作ろうと思ったときに生クリームが無くて断念…ってことありますよね。
そんなときや、脂肪分を抑えたいときにはこの方法がお勧めです
ミキサーにかけると、とろとろのきれいな色のスープに早変わり。
とろみのつき具合を見て、牛乳または水を加えます。
グラッセは小さなにんじんをきれいに洗って、そのまま使います。
一度ゆでて、オリーブオイルでソテーして……。
普段食べている甘いにんじんのグラッセとはまた別物ですよ
サラダは味をなじませるのに多少時間がかかるので、こちらは事前に作っておいてくれていました。
日頃から料理をしている人も、していない人も、みんなで協力して作り上げるのが調理実習の楽しさでもあります。
多少焦げちゃったり、分量を間違えたりしても、それが調理実習です
にんじんジャムは村上さんが持参してくれたので、試食させていただきました。
色もとても鮮やかで、甘酸っぱくて美味しいジャムです
村上さんが作ってきてくれたにんじんの春巻きもいただきました。
断面が綺麗なオレンジで、食べ応えもあって彩りも良いのでお弁当などにいいかもしれませんね。
こうして見てみても、にんじんが主ですが野菜たっぷりのメニューです。
ざっと見て一食でにんじん2本くらいは食べてるんじゃないでしょうか
「美味しい~」と笑顔で和気あいあいと食事をする皆さん。
ほぼ野菜の献立ですが、かなりお腹いっぱいになりましたね。
食後は、村上さんのお話。
村上さんの食に対する考えとして、「一物全体」というものがあります。
これは食材をまるごといただくといった考えで、例えば野菜の皮を剥かずに食べたり、根菜の葉も食べたりというようなことです。
その他にも、今は野菜が年中世界中から手に入りますが、フードマイレージ(食糧輸送距離)が低いものを食べるのが良いんだとか。
その考えの根底には「地産地消」があります。
札幌で生まれた村上さんは結婚後に石狩に移り住んだそうですが、当初は札幌と比べて「何も無い」といった印象を持っていたようです。
けれどもそれがいつしか、「自然が豊か」「海や山が近い」「畑や田んぼが身近にある」と思い始め、その後生産者の方々と知り合い、野菜をいっぱい食べるようになり、味噌作りを学んだりとしたんだとか。
今は地元で作られたものが直売所やスーパーで入手できますが、昔は全て市場に出してしまっていたので、地元のものを食べると言うことがあまり無かったそうです。
便利になった反面、食べ物が余ってたくさん捨てられている昨今、「関心をもって生産者と消費者がつながっていくことが大切」と語ってくださいました。
地元のものを食べられるありがたさ。
当たり前だとあぐらをかかずに、感謝したいと改めて思いました
村上さん、ありがとうございました!
次回は9月10日(木)のミニトマト講座です
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