2025/01/23 03:14 |
2015/12/03 18:52 |
いしかり農産物エキスパート養成事業も三期目。
その三期目にして、初の講座になります。
「石狩市新規就農者の取り組み」講座ということで、石狩市で新規就農者として農業の道に進んだ方々にお話を聞きたいと思います。
場所は石狩市高岡地区にある、石狩市新規就農第1号の田中勝吉さんのわがまま農園さん。
……の敷地内に今年の秋にオープンしたばかりの「わがまま農園Cafe」です
12月ということもあり、今季の営業はそろそろ終了……。
こちらのカフェで使われている野菜たちは自分のところで作ったもの、近隣の農家さんのものと、なるべく近くの食材を使っているとの事なので冬季休業になってしまうんですね。
とっても素敵な落ち着く空間のカフェで、田中さんのお話を聞かせていただきました。
田中さんは1945年生まれの70歳。
愛知県の生まれで、元々はサラリーマンで転勤族でした。
サラリーマン時代に転勤で北海道に来て、54歳で早期退職をし、広い土地を手に入れて気楽に生きたい…と思い、景色が気に入った高岡地区の土地が欲しかったそうです。
が、その土地は農地で「農地は農業者にしか売れない」とのこと。
そこで「農業者になるためにはどうしたら?」と思い、農協に相談してみるとあまり良い返事は返ってきませんでした。
それでも諦めきれなかった田中さんは、土地の隣の農家さんに自分で研修を申し込んで新規就農の手続きをし、その後めでたく石狩市に認められて農業者となったんだそうです。
と、簡潔に書きましたが、何せ石狩市での新規就農は初めてのこと。
そこにたどり着くまで、相当大変だったことと思います。
軽快でユーモアに富んだお話でしたが、その中に垣間見える田中さんの決断・行動力に驚きでした
そんな田中さんが農業をやるテーマとは、「自給自足」「安心安全」「年寄りでも出来る農業」
の3つ。
奥様がお菓子作りが好きなので、初めの頃はお菓子作りの材料を作っていたそうですが、小麦、卵と紆余曲折を経て、今ではミニトマト、調理用トマト、馬鈴薯、アスパラなどの野菜を無農薬で栽培しているそうです。
数年前に盲腸や心臓の手術をするなど、60歳を過ぎてから体がボロボロ…と言いながらも、
「120歳まで農業をやりたいですね」
と語る田中さん。
お身体に気を付けて、これからも美味しい野菜を作って欲しいです
カフェは田中さんの娘さんがお料理を、奥様がデザートを担当しています。
このカフェを始めるきっかけは、娘さんが調理師の勉強をしていたこともありますが、幼い頃に可愛い喫茶店を見て「やりたいねぇ」と話した何気ない会話を覚えていたからなんだそうです。
素敵な親子のエピソードですね
本日のランチは、ロシアを代表する料理の一つ(正確にはウクライナ発祥らしいですが)ボルシチ。
ビーツの色がとても鮮やかで見た目も華やかなスープです。
上にはとっても柔らか~い望来豚が
デザートははくるみが入ったキャロットケーキ。
コーヒーも一緒にいただき、素敵なお店で美味しい食事……大満足のランチでした
農家さんのお店ということで、やっぱり野菜が美味しいのが嬉しいところです。
また春になったら是非行きたいですね。
田中さん、ご家族で本当にどうもありがとうございました
その三期目にして、初の講座になります。
「石狩市新規就農者の取り組み」講座ということで、石狩市で新規就農者として農業の道に進んだ方々にお話を聞きたいと思います。
場所は石狩市高岡地区にある、石狩市新規就農第1号の田中勝吉さんのわがまま農園さん。
……の敷地内に今年の秋にオープンしたばかりの「わがまま農園Cafe」です
12月ということもあり、今季の営業はそろそろ終了……。
こちらのカフェで使われている野菜たちは自分のところで作ったもの、近隣の農家さんのものと、なるべく近くの食材を使っているとの事なので冬季休業になってしまうんですね。
とっても素敵な落ち着く空間のカフェで、田中さんのお話を聞かせていただきました。
田中さんは1945年生まれの70歳。
愛知県の生まれで、元々はサラリーマンで転勤族でした。
サラリーマン時代に転勤で北海道に来て、54歳で早期退職をし、広い土地を手に入れて気楽に生きたい…と思い、景色が気に入った高岡地区の土地が欲しかったそうです。
が、その土地は農地で「農地は農業者にしか売れない」とのこと。
そこで「農業者になるためにはどうしたら?」と思い、農協に相談してみるとあまり良い返事は返ってきませんでした。
それでも諦めきれなかった田中さんは、土地の隣の農家さんに自分で研修を申し込んで新規就農の手続きをし、その後めでたく石狩市に認められて農業者となったんだそうです。
と、簡潔に書きましたが、何せ石狩市での新規就農は初めてのこと。
そこにたどり着くまで、相当大変だったことと思います。
軽快でユーモアに富んだお話でしたが、その中に垣間見える田中さんの決断・行動力に驚きでした
そんな田中さんが農業をやるテーマとは、「自給自足」「安心安全」「年寄りでも出来る農業」
の3つ。
奥様がお菓子作りが好きなので、初めの頃はお菓子作りの材料を作っていたそうですが、小麦、卵と紆余曲折を経て、今ではミニトマト、調理用トマト、馬鈴薯、アスパラなどの野菜を無農薬で栽培しているそうです。
数年前に盲腸や心臓の手術をするなど、60歳を過ぎてから体がボロボロ…と言いながらも、
「120歳まで農業をやりたいですね」
と語る田中さん。
お身体に気を付けて、これからも美味しい野菜を作って欲しいです
カフェは田中さんの娘さんがお料理を、奥様がデザートを担当しています。
このカフェを始めるきっかけは、娘さんが調理師の勉強をしていたこともありますが、幼い頃に可愛い喫茶店を見て「やりたいねぇ」と話した何気ない会話を覚えていたからなんだそうです。
素敵な親子のエピソードですね
本日のランチは、ロシアを代表する料理の一つ(正確にはウクライナ発祥らしいですが)ボルシチ。
ビーツの色がとても鮮やかで見た目も華やかなスープです。
上にはとっても柔らか~い望来豚が
デザートははくるみが入ったキャロットケーキ。
コーヒーも一緒にいただき、素敵なお店で美味しい食事……大満足のランチでした
農家さんのお店ということで、やっぱり野菜が美味しいのが嬉しいところです。
また春になったら是非行きたいですね。
田中さん、ご家族で本当にどうもありがとうございました
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