2025/02/02 11:06 |
2017/01/13 13:29 |
いよいよいしかり農産物エキスパート養成事業・第四期も終盤に差し掛かってきました。
今日の講座は、エキスパート始まって以来初の内容となります。
石狩(北海道)では冬には作物が作られていないと思っている人もいるんじゃないでしょうか。
実は冬も農家さんは忙しいんです。
雪をかぶっているこのハウスの中に、緑色が見えますね。
ハウスの主はにんじん講座でもお世話になった須藤さん。
冬の間はハウスで寒締めほうれん草を育てています。
ここ数年の新しい取組ということでしたが、良いものが出来るようになってまだ2、3年だそうです。
130mのハウスの中には3種類の寒締めほうれん草が栽培されていました。
まだ名前のついていない品種と、朝霧、冬霧という情緒のある名前の品種です。
なぜ3種類も作っているのかというと、1種類だけ植えてもしそれが失敗してしまった場合、収益が上がらなくなるからなんだそうです。
また、味も全然違うので、ぜひ食べ比べてみてくださいとのことでした
寒締めほうれん草は9月中旬に播種し、収穫は12月中旬から始まります。
秋から冬にかけて寒い中でゆっくり成長し、名前の通り寒さで締まっていくのです。
しばれて溶かして、しばれて溶かして…を繰り返し糖度を上げるんです。
見た目も普通のほうれん草とは違います。
上へ細長く伸びるほうれん草とは異なり、地面を這うように葉が横に広がっています。
茎の部分が少なく、葉は分厚く寒さに当たることによってシワが寄っています。
初めて見る人は「これがほうれん草」って首を傾げるんじゃないでしょうか。
地面を這ってなっている寒締めは、どうしても土で汚れていたりするので敬遠されがちですが、食べてみるとその甘さに驚きます。
食べたことがない方はぜひ食べてみて欲しいです
それではさっそく収穫体験をさせていただきます。
まさか冬に収穫体験が出来るとは…。
茎部分が短い寒締めほうれん草は根元を軽く持ち上げ、土の中の根を切るように包丁や鎌を差し込みます。
作業自体は難しくありませんが、この体勢をずっと取り続けるのはかなり辛いですね
冬になってしばらく雪ばかり見ていたからか、久しぶりに触れる土は新鮮で、みんな楽しく収穫作業を行いました
ハウスの外はこれだけの雪ですからね……。
雪が降ればこまめに雪掻きをしないとハウスも潰れてしまいます。
決して楽な作物ではないと思うのですが、寒締めほうれん草が終われば小松菜、その次はブロッコリーとハウスもフル回転です。
生産者さんが休みなく頑張ってくれているお陰で、私達消費者は美味しい野菜を冬でも食べられるということを改めて感じました。
ますます感謝の気持ちを持って食せねばですね。
……と、いうことで、さきほど収穫した寒締めほうれん草をさっそくいただいてみます
場所は八幡コミセンに移動します。
本日の昼食には、寒締めほうれん草入りの湯豆腐鍋を作りました。
収穫したての寒締めほうれん草と、花畔にある豆楽さんのお豆腐を使います。
シンプルな材料ですが、ほうれん草の緑と豆腐の白のコントラストが綺麗ですね
真ん中には八方だしにネギ、生姜、かつおぶしを入れたタレが。
ほうれん草は3種類あるので、1種類ずつ食べ比べていきます。
一口食べると、その甘さに驚きの声が響きます。
「甘い!」「美味しい!!」
シンプルにその2つの言葉しか出てきません
お豆腐もとっても美味しく、箸が止まりませんでした。
食後はどの品種が美味しかったかをみんなに聞いたところ、ものの見事にバラバラでした
ほうれん草らしい風味のもの、甘みが強いもの、歯ざわりが良いもの。
まさに「みんな違ってみんないい」ですね
須藤さん、お忙しい中ありがとうございました。
午後は高岡に移動して、チコリの見学です
今日の講座は、エキスパート始まって以来初の内容となります。
石狩(北海道)では冬には作物が作られていないと思っている人もいるんじゃないでしょうか。
実は冬も農家さんは忙しいんです。
雪をかぶっているこのハウスの中に、緑色が見えますね。
ハウスの主はにんじん講座でもお世話になった須藤さん。
冬の間はハウスで寒締めほうれん草を育てています。
ここ数年の新しい取組ということでしたが、良いものが出来るようになってまだ2、3年だそうです。
130mのハウスの中には3種類の寒締めほうれん草が栽培されていました。
まだ名前のついていない品種と、朝霧、冬霧という情緒のある名前の品種です。
なぜ3種類も作っているのかというと、1種類だけ植えてもしそれが失敗してしまった場合、収益が上がらなくなるからなんだそうです。
また、味も全然違うので、ぜひ食べ比べてみてくださいとのことでした
寒締めほうれん草は9月中旬に播種し、収穫は12月中旬から始まります。
秋から冬にかけて寒い中でゆっくり成長し、名前の通り寒さで締まっていくのです。
しばれて溶かして、しばれて溶かして…を繰り返し糖度を上げるんです。
見た目も普通のほうれん草とは違います。
上へ細長く伸びるほうれん草とは異なり、地面を這うように葉が横に広がっています。
茎の部分が少なく、葉は分厚く寒さに当たることによってシワが寄っています。
初めて見る人は「これがほうれん草」って首を傾げるんじゃないでしょうか。
地面を這ってなっている寒締めは、どうしても土で汚れていたりするので敬遠されがちですが、食べてみるとその甘さに驚きます。
食べたことがない方はぜひ食べてみて欲しいです
それではさっそく収穫体験をさせていただきます。
まさか冬に収穫体験が出来るとは…。
茎部分が短い寒締めほうれん草は根元を軽く持ち上げ、土の中の根を切るように包丁や鎌を差し込みます。
作業自体は難しくありませんが、この体勢をずっと取り続けるのはかなり辛いですね
冬になってしばらく雪ばかり見ていたからか、久しぶりに触れる土は新鮮で、みんな楽しく収穫作業を行いました
ハウスの外はこれだけの雪ですからね……。
雪が降ればこまめに雪掻きをしないとハウスも潰れてしまいます。
決して楽な作物ではないと思うのですが、寒締めほうれん草が終われば小松菜、その次はブロッコリーとハウスもフル回転です。
生産者さんが休みなく頑張ってくれているお陰で、私達消費者は美味しい野菜を冬でも食べられるということを改めて感じました。
ますます感謝の気持ちを持って食せねばですね。
……と、いうことで、さきほど収穫した寒締めほうれん草をさっそくいただいてみます
場所は八幡コミセンに移動します。
本日の昼食には、寒締めほうれん草入りの湯豆腐鍋を作りました。
収穫したての寒締めほうれん草と、花畔にある豆楽さんのお豆腐を使います。
シンプルな材料ですが、ほうれん草の緑と豆腐の白のコントラストが綺麗ですね
真ん中には八方だしにネギ、生姜、かつおぶしを入れたタレが。
ほうれん草は3種類あるので、1種類ずつ食べ比べていきます。
一口食べると、その甘さに驚きの声が響きます。
「甘い!」「美味しい!!」
シンプルにその2つの言葉しか出てきません
お豆腐もとっても美味しく、箸が止まりませんでした。
食後はどの品種が美味しかったかをみんなに聞いたところ、ものの見事にバラバラでした
ほうれん草らしい風味のもの、甘みが強いもの、歯ざわりが良いもの。
まさに「みんな違ってみんないい」ですね
須藤さん、お忙しい中ありがとうございました。
午後は高岡に移動して、チコリの見学です
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