2025/01/23 03:23 |
2015/10/15 23:37 |
昼食を済ませ、午前中にお邪魔したベジタブルファクトリーの裏手にある石狩市農業総合支援センターの試験圃場に向かいました。
ここで試験圃場の見学と、圃場についてのお話を聞かせていただきます。
お話をしてくださるのは、石狩市農業総合支援センターの熊倉さん。
お仕事中に怪我をされたとかで、左手には痛々しい包帯が……。
それなのに圃場についてたっぷりお話をしていただき、ありがとうございます
この試験圃場はこの場所に移動して6年目。
今年は200品種もの作物を育てていたそうです。
なぜそんなにもたくさんの品種を作っているのかというと、石狩に新しいブランドの野菜を取り入れられるかを検証しているんだとか。
今年メインで検証していたのは加工用のトマト
今年2年目の取り組みの加工用トマトは、春に研修を行い、とれのさとの会員さんに500株を配布したそうです。
そういえば、今季のとれのさとではちらほらと見かけたような気がします。
組合員さんに配布する1年前から検証を行い、組合員さんが新しい作物に取り掛かりやすいように収穫量などを集計していったそうです。
まだ知らせていない品種も20種類くらいあるそうで、もしかしたら近い将来その中から石狩に新しいブランド野菜が生まれるかも
このように試験圃場では農家さんにデータを提供するだけではなく、小学校などの食育関係で年間300人ほどの来場があったり、地域住民の家庭菜園などの情報提供も行っているそうです。
年間来場者は1,200人を超えるそうで、年々増えているんだとか。
組合員が出入りする場所(ベジタブルファクトリー)のすぐ横にあるから……と熊倉さんは言いますが、熊倉さんの人柄も立ち寄りやすい理由のひとつなんじゃないかなーと思います
熊倉さんのお話を聞いている後ろで、ずっと重機が動いているのが気になりました。
何をしているのかというと、さつまいもを掘り起こしていたんですね。
このさつまいもはJAいしかり青年部の皆さんで栽培しているもので、中には午前中にお邪魔した横山さんの姿も。
紅東、黄金千貫、パープルスイートロードなどが収穫されていました。
この取り組みも2011年から行われていて、来年にはついに契約栽培も開始するそうです。
昔は北海道でさつまいもは育たなかったはずですが、気候の変化や農業技術の向上などで、いろいろな作物を作ることが可能になっているんですね
さつまいもは収穫後にキュアリング(切り口を乾燥させることと、追熟させること)をして、さらにハウスの中で一週間ほど天日干しをして糖度を上げます。
掘り上げたときには8~9度ほどの糖度だったものが、キュアリングをすることによってプラス2~3度、天日干しをすることによって更にプラス6~7度も上がるんだそうです。
そしてさらにじっくり加熱することで、最終的には糖度が25度~30度にもなるんだとか
その後ハウスの中も見学させてもらいましたが、こちらでは温度管理が必要な作物が栽培されていました。
生育温度が25℃~30℃の大生姜。
生姜について話を聞いている受講生の後ろには・・・・・・
北海道のイメージとはかけ離れすぎているパッションフルーツ
ハウスの中でしっかり温度管理をすれば、こんな南国のイメージの強いフルーツも育つんですね。
いつも見慣れているはずの野菜でも、こんなに種類があるんだ、という発見があるのがこの試験圃場です。
ここで、「大根」の収穫を体験させていただきました。
収穫した大根の色が、見慣れた白色・・・・・・ではないですよね。
左から、ビタミン大根、サラダ大根、紅しぐれ。
写真ではちょっと分かりにくいかもしれませんが、いちばん左のビタミン大根は胴の部分はきれいな緑色です。
なんてカラフルな大根たち
収穫を体験させてもらって、こんな品種もあるんだと大変勉強にもなりました
熊倉さん、いろいろお話をしてくれてありがとうございました。
そして本日最後の目的地、JAいしかり地物広場 とれのさとに到着
石狩市農業協同組合の御二方がとれのさとについてお話をしてくれました。
平成23年にリニューアルオープンをしたこのとれのさとですが、今年の2月から3月にかけて改装工事を行い、さらに売り場が広くなりました。
会員(生産者)さんは現在100名ほど。
店内には会員さんの写真が飾ってあり、商品にも会員さんの名前が記されています。
石狩産の旬の農作物、畜産物、水産物、加工品などが並び、石狩の美味しいものに出会えるとれのさと。
会員さんからの委託販売という形を取っていて、毎朝採れたてのものばかりです。
中には「こんな野菜も石狩で作ってるの」というものもあり、新しい発見があって面白いですよ
お話の後にはとれのさとでお買い物タイム。
そしてとれのさとと言えば、名物のベジソフト
時期によって替わるフレーバー、本日は「とうきび」でした。
一見バニラにも見えるこのとうきびソフト、口に入れるとふんわりととうきびの風味が広がります。
それでいて、バニラよりもあっさりしているんです。
とれのさとのソフトクリームの売りはそのボリューム
夏の暑い時期には溶ける前に食べきるのが難しいほど
日中はとっても良いお天気だったのですが、とれのさとでお買い物をしている間に日が傾きソフトクリームを食べるには寒くなってしまいました
「寒い、寒い」と言いながらも、一日の疲れを癒すには甘い物がいちばん。
とっても美味しかったです
とれのさとの皆様、どうもありがとうございました。
次回は11月19日、長いも講座です~。
次回で生産者さんの畑に行く現地学習は最後となります。
そして毎年雨に見舞われる長いも講座…お天気になりますように
ここで試験圃場の見学と、圃場についてのお話を聞かせていただきます。
お話をしてくださるのは、石狩市農業総合支援センターの熊倉さん。
お仕事中に怪我をされたとかで、左手には痛々しい包帯が……。
それなのに圃場についてたっぷりお話をしていただき、ありがとうございます
この試験圃場はこの場所に移動して6年目。
今年は200品種もの作物を育てていたそうです。
なぜそんなにもたくさんの品種を作っているのかというと、石狩に新しいブランドの野菜を取り入れられるかを検証しているんだとか。
今年メインで検証していたのは加工用のトマト
今年2年目の取り組みの加工用トマトは、春に研修を行い、とれのさとの会員さんに500株を配布したそうです。
そういえば、今季のとれのさとではちらほらと見かけたような気がします。
組合員さんに配布する1年前から検証を行い、組合員さんが新しい作物に取り掛かりやすいように収穫量などを集計していったそうです。
まだ知らせていない品種も20種類くらいあるそうで、もしかしたら近い将来その中から石狩に新しいブランド野菜が生まれるかも
このように試験圃場では農家さんにデータを提供するだけではなく、小学校などの食育関係で年間300人ほどの来場があったり、地域住民の家庭菜園などの情報提供も行っているそうです。
年間来場者は1,200人を超えるそうで、年々増えているんだとか。
組合員が出入りする場所(ベジタブルファクトリー)のすぐ横にあるから……と熊倉さんは言いますが、熊倉さんの人柄も立ち寄りやすい理由のひとつなんじゃないかなーと思います
熊倉さんのお話を聞いている後ろで、ずっと重機が動いているのが気になりました。
何をしているのかというと、さつまいもを掘り起こしていたんですね。
このさつまいもはJAいしかり青年部の皆さんで栽培しているもので、中には午前中にお邪魔した横山さんの姿も。
紅東、黄金千貫、パープルスイートロードなどが収穫されていました。
この取り組みも2011年から行われていて、来年にはついに契約栽培も開始するそうです。
昔は北海道でさつまいもは育たなかったはずですが、気候の変化や農業技術の向上などで、いろいろな作物を作ることが可能になっているんですね
さつまいもは収穫後にキュアリング(切り口を乾燥させることと、追熟させること)をして、さらにハウスの中で一週間ほど天日干しをして糖度を上げます。
掘り上げたときには8~9度ほどの糖度だったものが、キュアリングをすることによってプラス2~3度、天日干しをすることによって更にプラス6~7度も上がるんだそうです。
そしてさらにじっくり加熱することで、最終的には糖度が25度~30度にもなるんだとか
その後ハウスの中も見学させてもらいましたが、こちらでは温度管理が必要な作物が栽培されていました。
生育温度が25℃~30℃の大生姜。
生姜について話を聞いている受講生の後ろには・・・・・・
北海道のイメージとはかけ離れすぎているパッションフルーツ
ハウスの中でしっかり温度管理をすれば、こんな南国のイメージの強いフルーツも育つんですね。
いつも見慣れているはずの野菜でも、こんなに種類があるんだ、という発見があるのがこの試験圃場です。
ここで、「大根」の収穫を体験させていただきました。
収穫した大根の色が、見慣れた白色・・・・・・ではないですよね。
左から、ビタミン大根、サラダ大根、紅しぐれ。
写真ではちょっと分かりにくいかもしれませんが、いちばん左のビタミン大根は胴の部分はきれいな緑色です。
なんてカラフルな大根たち
収穫を体験させてもらって、こんな品種もあるんだと大変勉強にもなりました
熊倉さん、いろいろお話をしてくれてありがとうございました。
そして本日最後の目的地、JAいしかり地物広場 とれのさとに到着
石狩市農業協同組合の御二方がとれのさとについてお話をしてくれました。
平成23年にリニューアルオープンをしたこのとれのさとですが、今年の2月から3月にかけて改装工事を行い、さらに売り場が広くなりました。
会員(生産者)さんは現在100名ほど。
店内には会員さんの写真が飾ってあり、商品にも会員さんの名前が記されています。
石狩産の旬の農作物、畜産物、水産物、加工品などが並び、石狩の美味しいものに出会えるとれのさと。
会員さんからの委託販売という形を取っていて、毎朝採れたてのものばかりです。
中には「こんな野菜も石狩で作ってるの」というものもあり、新しい発見があって面白いですよ
お話の後にはとれのさとでお買い物タイム。
そしてとれのさとと言えば、名物のベジソフト
時期によって替わるフレーバー、本日は「とうきび」でした。
一見バニラにも見えるこのとうきびソフト、口に入れるとふんわりととうきびの風味が広がります。
それでいて、バニラよりもあっさりしているんです。
とれのさとのソフトクリームの売りはそのボリューム
夏の暑い時期には溶ける前に食べきるのが難しいほど
日中はとっても良いお天気だったのですが、とれのさとでお買い物をしている間に日が傾きソフトクリームを食べるには寒くなってしまいました
「寒い、寒い」と言いながらも、一日の疲れを癒すには甘い物がいちばん。
とっても美味しかったです
とれのさとの皆様、どうもありがとうございました。
次回は11月19日、長いも講座です~。
次回で生産者さんの畑に行く現地学習は最後となります。
そして毎年雨に見舞われる長いも講座…お天気になりますように
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